日本で一番牛肉消費量が多い都道府県はどこか調べてみた

「日本で一番、牛肉をたくさん食べている地域はどこなんだろう?」

焼肉、すき焼き、牛丼、ステーキ……日本人にとって牛肉は身近な食材ですが、実は地域によって牛肉の消費量にはかなり違いがあります。

そこで今回は、総務省の「家計調査」をもとに、日本で牛肉をよく購入している地域を調べてみました。

結論!牛肉消費量トップは「京都市」

さっそく結論から紹介すると……

牛肉の購入量が最も多かったのは京都市です!

総務省が公表している「家計調査」の2023~2025年平均では、都道府県庁所在地と政令指定都市の52都市を比較した場合、京都市が牛肉購入量で1位となっています。

京都市の1世帯当たりの年間牛肉購入量は8,119g(約8.1kg)。

さらに、購入金額でも京都市は年間36,081円で1位です。 

「牛肉の消費量」と「消費金額」は少し違う?

ここで注意したいのが、「牛肉消費量」という言葉です。

家計調査では、**購入数量(g)と支出金額(円)**の両方が調べられています。

2023~2025年平均を見ると、京都市は、

・購入数量:8,119g

・購入金額:36,081円

となっています。

つまり京都市は、「牛肉をたくさん買う」だけでなく、牛肉にかける金額も全国トップクラスということです。 

ちなみに農林水産省の資料では、世帯人数の違いを調整した1人当たり年間購入量でも京都市が1位で、2,967g(約3kg)となっています。 

2位・3位も牛肉好きの地域!

京都市だけが牛肉好きなのかと思いきや、ランキングを見ると興味深いことが分かります。

2023~2025年平均の牛肉購入金額では、

順位 都市 年間購入金額
🥇1位 京都市 36,081円
🥈2位 和歌山市 34,171円
🥉3位 堺市 34,139円
4位 奈良市 32,581円
5位 大阪市 32,円

となっており、上位には近畿地方の都市がずらりと並びます。 

※大阪市の正確な金額など、ランキング全体は総務省の公表データを確認するのがおすすめです。

なぜ関西では牛肉が人気なの?

「なぜ京都や大阪など、関西では牛肉の消費が多いの?」

ここが今回のランキングで一番気になるところです。

総務省も、近畿を中心とした西日本では牛肉の消費が多く、東日本では豚肉の消費が多いという地域的な特徴を紹介しています。 

関西では昔から牛肉を使った料理が親しまれてきました。

例えば、

・すき焼き

・肉じゃが

・牛丼

・牛肉と野菜の煮物

・焼肉

など、牛肉を使った料理はたくさんあります。

特に京都では「お肉」といえば牛肉を指すことがあるなど、牛肉が食文化の中に深く入り込んでいることも特徴です。 

東日本では「豚肉」が強い?

一方、東日本では牛肉よりも豚肉を好む地域が多い傾向があります。

たとえば、肉じゃが一つをとっても、

関西 → 牛肉

東日本 → 豚肉

という違いがよく知られています。

もちろん家庭によって違いはありますが、こうした食文化の違いが、家計調査の数字にも表れていると考えられます。

実は「西日本=牛肉」の傾向がかなり分かりやすい

農林水産省の資料でも、都市別の牛肉消費について、西日本で多い傾向があり、多い地域と少ない地域では約3倍の差があるとされています。 

1人当たりの年間購入量では、

1位 京都市:2,967g

に対して、

52位 新潟市:996g

となっています。

単純に比較すると、京都市は新潟市の約3倍です。 

これはなかなか大きな差ですよね。

「京都=牛肉」のイメージが数字でも確認できた!

京都というと、京野菜や和食など、野菜や魚を使った繊細な料理をイメージする人も多いかもしれません。

しかし今回のデータを見ると、京都市は牛肉の購入量・購入金額ともに全国トップ。

「京都の人は実は牛肉好き?」

と思ってしまうような結果です。

もちろん家計調査は「日本全国のすべての人が何kg食べたか」を直接測定したものではなく、2人以上の世帯の家計における購入金額・購入数量を都市別に比較した統計です。

総務省は2023~2025年平均のランキングを、都道府県庁所在地と政令指定都市の計52都市について公表しています。 

牛肉ランキングから見えてくる日本の食文化

今回調べてみて面白かったのは、単純に「どこが牛肉を一番食べるか」というランキングだけではありません。

その背景には、地域ごとの食文化が関係していることが分かりました。

牛肉をよく食べる関西。豚肉をよく食べる東日本。

鶏肉をよく食べる九州など、それぞれの地域に特徴があります。

肉の種類一つを見ても、日本全国で食文化が違うんですね。

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まとめ

今回調べた「日本で一番牛肉消費量が多い県はどこ?」という疑問。

厳密には、総務省のランキングは**「県」そのものではなく、都道府県庁所在地と政令指定都市の比較**ですが、2023~2025年平均では、

牛肉購入量1位は「京都市」という結果でした。

さらに購入金額でも京都市が1位。

そして上位には和歌山市、堺市、奈良市など、関西の都市が多数ランクインしています。 

普段何気なく食べている牛肉ですが、地域ごとの消費量を調べてみると、その土地の食文化まで見えてきます。

次に牛肉を食べるときは、

「やっぱり関西は牛肉好きなのかな?」

なんて考えながら食べてみるのも面白そうです。

参考: 総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2023~2025年平均)」 

総務省統計局「品目別ランキング」