結婚内祝いの基本 | お返しで気を付けるポイント
結婚内祝いは、結婚祝いをいただいた方へ感謝の気持ちと、結婚の報告を兼ねて贈る贈り物です。マナーを押さえて感謝を伝えるための基本とポイントをまとめました。

- 結婚内祝いの基本
贈る時期: 結婚式から1ヶ月以内、結婚式を挙げない場合は、結婚祝いをいただいてから1ヶ月以内を目安に贈ります。遅れる場合は、事前にお礼の連絡を入れ、お詫びの言葉を添えましょう。
金額の目安 (相場): いただいたお祝いの「半額〜3分の1」程度が一般的です(半返し)。
1万円のお祝いに対し、3,000円〜5,000円程度。
のし(熨斗):
水引: 紅白の「結び切り」(10本)を使用します(一度結ぶと解けないため、結婚のように一度きりであってほしい慶事に適しています)。
表書き: 「内祝」または「結婚内祝」と書きます。
名入れ: 下段には新姓(または夫婦の連名)を記入します。
掛け方: 包装紙の内側にのしをかける「内のし」が、内祝いの控えめな贈り物として適しています。
贈る相手: 挙式・披露宴に招待していない方、または招待したが欠席された方からご祝儀をいただいた場合が主です。
- お返しで気を付けるポイント・マナー
品物の選び方:
消えもの(消耗品): 相手の好みを尋ねるのが難しい場合、後に残らないお菓子、紅茶、タオル、日用品(石鹸など)が定番で、喜ばれます。
カタログギフト: 相手に好きなものを選んでもらえるため、非常に人気があります。
避けるべき品物(タブー): 「縁が切れる」を連想させる刃物、弔事で使われるお茶(お茶漬けなどは除く)、縁起が悪いとされる偶数(割り切れる数)のセットなどは避けましょう。現金や商品券贈るのは、金額が明確にわかるため(特に目上の方には失礼になることがある)。
メッセージを添える: 感謝の気持ちを伝えるため、メッセージカードや一筆箋を添えるのがマナーです。
お礼を直接伝える: 品物を郵送する場合でも、事前に電話やメールで連絡を入れると丁寧です。
高額な祝いへのお返し: 目上の方から高額(5万円〜10万円以上)をいただいた場合は、3分の1程度で十分です。高すぎるお返しは相手の好意を拒否することになりかねません。
迷う場合は、相手が好きなものを選べるカタログギフトが安心です。
職場での対応: 個人でいただいた場合は個別に、グループでまとめていただいた場合は、個包装のお菓子を配るなどして、金額に応じたお返しをします。
- 注意すべき点
「お返し」という言葉は使わない: 「内祝い」は自主的な贈り物(幸せのお裾分け)という意味を持つため、メッセージ等では「お返し」という言葉は避けるのが賢明です。
忌み言葉を避ける: 「切れる」「割れる」「別れる」「去る」といった言葉は、結婚のお祝い事には不向きです。
配送のタイミング: 結婚後、新居へ引っ越す場合は、配送伝票の住所に注意が必要です。
基本は「感謝の気持ち」です。相手に喜んでもらえるものを丁寧に選んで贈れば、きっと気持ちが伝わります。
お祝いをいただいたら、まずは電話やメールで略儀ながらすぐにお礼を伝えることが、最も大切なマナーです。

