日本屈指のラドン泉 三朝温泉とは?

はじめに

 

神坂屋のことを書いていると、時々聞かれます。

「三朝って、あの温泉の三朝ですか?」と。

はい、その三朝です。

神坂屋がある鳥取県三朝町は、三朝温泉で知られる町です。

 

しかもただの温泉地ではなく、高濃度のラドンを含む世界屈指の放射能泉として三朝温泉観光協会でも案内されています。

三朝温泉って、派手な観光地というより、じわっと良さが伝わるタイプの温泉地だと思います。

温泉に入るために行く町であり、少し空気を変えに行く町でもある。

そういう落ち着きがあります。

 

三朝温泉は「三たび朝を迎えると元気になる」と言われる温泉

 

三朝という名前には、よく知られた言い伝えがあります。

「三たび朝を迎えると元気になる」

三朝温泉観光協会でも、この言い伝えに触れながら、湯治の町としての歴史を紹介しています。

開湯は850年以上とされ、昔から身体を整える湯として親しまれてきました。

こういう話って、いかにも昔話っぽく聞こえるかもしれません。

でも三朝温泉は、ただ伝説だけで語られているわけではありません。

ちゃんと温泉の個性があって、その個性が今も町の看板になっています。

 

 

いちばんの特徴は「ラドン」

 

三朝温泉の大きな特徴は、ラドンを多く含む温泉だということです。

観光協会の案内では、ラドンはラジウムが分解されて生じる弱い放射線で、三朝温泉はそれを高濃度に含む温泉として紹介されています。

 

さらに、三朝の一部の源泉では683.3マッヘという高いラドン含有量の記録があると案内されています。

正直、ラドンとか放射能泉とか聞くと、最初は少し身構える人もいると思います。

 

でも三朝温泉では昔からこの泉質が町の個性として受け継がれてきました。

ここは「何となく気持ちいい温泉」というより、泉質そのものにしっかり特徴がある温泉地です。

 

三朝温泉は「浸かる」だけじゃない

 

三朝温泉の面白いところは、温泉の楽しみ方がひとつじゃないところです。

観光協会では、「浸かってよし、飲んでよし、吸ってよし」という表現で三朝の湯を紹介しています。

ラドンを含んだ温泉は、入浴だけでなく、飲泉や、湯気を取り込むようなかたちでも親しまれてきました。

 

中でも三朝らしいのがラドン熱気浴です。

専用の熱気浴施設では、温泉熱を使った室内で深呼吸することで、ラドンを含んだ湯気を体に取り込む体験ができます。

観光協会では、三朝温泉ならではの体験として紹介されています。

つまり三朝温泉は、ただ湯船に入って終わり、ではないんです。

温泉の成分ごと味わう、というか。

そういう独特さがあります。

 

 

昔ながらの湯治場っぽさが、ちゃんと残っている

 

三朝温泉の紹介を見ていると、何度も出てくるのが「湯治」という言葉です。

昔は1週間、1か月、もっと長く滞在するのも珍しくなかったそうで、今はそれを現代向けにした「現代湯治」として紹介しています。

23日くらいで三朝の温泉をじっくり楽しむコースも案内されています。

このあたりが、三朝温泉のいいところだと思います。

いわゆる映える温泉地とは少し違って、ちゃんと身体を休めるための町としての顔がある。

観光だけじゃなく、整えに行く場所でもあるんですよね。

 

 

三朝温泉の町に神坂屋がある、ということ

 

神坂屋は、その三朝町にあります。

だからといって、温泉旅館ではないですし、温泉の話ばかりする店でもありません。

でも、神坂屋のある土地を語るなら、やっぱり三朝温泉は外せません。

 

温泉地って、独特の空気があります。

せかせかしすぎない感じとか、ちょっと深呼吸したくなる感じとか。

三朝温泉の町にも、そういう空気があります。

神坂屋も、そんな土地の中にある店として、どこか落ち着いた良さを持っていたいと思うわけです。

 

三朝温泉は、知るとちょっと行きたくなる温泉

 

三朝温泉は、名前だけ聞くと少し渋い印象があるかもしれません。

でも中身を知ると、かなり個性的です。

・高濃度のラドンを含む泉質

・「浸かる・飲む・吸う」という楽しみ方

・湯治場として続いてきた歴史

・昔ながらの温泉街の空気

こういう要素が重なって、三朝温泉はただの有名温泉ではなく、ちゃんとらしさのある温泉地になっています。

 

派手さで押す感じではないけれど、刺さる人にはかなり刺さる。

三朝温泉って、そんな場所だと思います。

 

 

まとめ

 

日本屈指のラドン泉といわれる三朝温泉は、

ただ温かいお湯に入るだけの温泉地ではなく、泉質そのものに個性がある町です。

高濃度のラドンを含む放射能泉として知られ、湯治の歴史も長く、今も「現代湯治」の町として案内されています。

神坂屋は、そんな三朝町にあります。

だからこそ、店のことを知っていただく中で、「三朝温泉ってどんなところなんだろう」と思ってもらえたらうれしいです。

 

温泉の町にある店。

それだけで少し空気が伝わる気がします。

三朝温泉は、そういう背景としても、かなりいい町です。