【ギフト関係】ゲストがキャンセルした際の引出物はどうするべき?
結婚式の直前や当日に、体調不良や急な事情でゲストが欠席になってしまうことがあります。すでに人数分が会場に届いている「引出物」の処分や扱いについて、マナーに基づいた適切な対応法をパターン別にご紹介します。
そもそも引出物のキャンセルはできる?
一般的に、引出物の数量変更やキャンセルができる期限は挙式の2週間〜1週間前までです。それ以降の直前キャンセル(前日や当日など)の場合、すでに商品は出荷・納品されているため、買い取り(全額支払い)になるケースがほとんどです。
パターン別:手配済み引出物の正しい対応
直前キャンセルが発生した場合、引出物は以下の3つの方法で対応するのが一般的です。
- 後日、お祝いをくれた相手に「お返し(内祝い)」として贈る
直前キャンセルになった場合でも、多くのゲストは後日「ご祝儀(お祝い金)」を現金や現金書留で送ってくれたり、お祝いの品をくれたりします。
- 対応: 相手からお祝いをいただいたら、手元にある引出物をそのまま「内祝い(お返し)」として、自宅へ郵送または手渡しします。
- 注意点: 披露宴で出す予定だった「引き菓子」は賞味期限が短いため、そのまま贈ると期限が切れてしまう恐れがあります。引き菓子だけは新しく買い直すか、賞味期限に十分余裕があるか必ず確認してください。
- 内祝いとして「別の品」を贈り、引出物は自分たちで消費する
いただいたご祝儀の額に対して、用意していた引出物の金額が見合わない場合(例:高額なご祝儀をいただいた場合など)は、別の品を用意したほうが良いケースもあります。
- 対応: 手元に残った引出物は新生活(自分たち)で使い、欠席したゲストには改めて「カタログギフト」や「高級タオル」などを内祝いとして手配します。
- お祝いがなかった場合は「贈らない」
直前キャンセルで、その後もお祝い(ご祝儀やプレゼント)が届かない場合は、引出物を贈る必要はありません。
- 理由: 引出物は本来「披露宴に出席し、ご祝儀をくれた方へのお礼・お土産」だからです。出席していない、かつお祝いもいただいていない状態の相手に引出物だけを送りつけると、相手に「お祝いを催促されている」と誤解させてしまう可能性があります。
迷ったときの判断基準:相手からの連絡のタイミング
「いつキャンセル連絡が来たか」によって、ある程度相手の出方を予測できます。
| キャンセルのタイミング | 相手のその後の対応予測 | 引出物の扱い |
| 1週間前〜数日前 | 後日、ご祝儀(本来の半額〜全額程度)や手紙・電報が届く可能性が高い。 | お祝いが届き次第、引出物を内祝いとして郵送する。 |
| 前日・当日 | 本来包む予定だったご祝儀(満額)が後日届くケースがほとんど。 | お祝いが届き次第、引出物を内祝いとして郵送する(引き菓子の賞味期限に注意)。 |
トラブルを防ぐための注意点
- 「引き菓子」の賞味期限は必ずチェック
バウムクーヘンやクッキーなどの焼き菓子は、挙式日から数日〜2週間程度しか日持ちしないものもあります。郵送に時間がかかる場合は、中身(引き菓子・縁起物)だけを新しく手配し直す配慮が必要です。 - 持ち込み・宅配(ヒキタク)の場合は配送を止める
引出物をゲストの自宅に直接郵送する「ヒキタク」などを利用している場合、業者によっては直前でもそのゲスト分だけ発送をストップできる場合があります。まずは配送業者やウェディングプランナーに一報を入れましょう。
まとめ
直前キャンセルで手元に残ってしまった引出物は、「相手からお祝いが届いたら、お返し(内祝い)として贈る」のが基本のスマートなマナーです。
まずは慌てずに手元の品(特に賞味期限)を確認し、相手からのお祝いや連絡を待ちましょう。新郎新婦の温かい配慮が伝われば、今後の関係性もより良好なものになります。

