【ギフト関係】古希祝いとは?・知っておきたい基本と人気のギフト10選
古希(こき)祝いとは、70歳を迎えた方の長寿を祝福する日本の伝統的な節目行事です。61歳(満60歳)の「還暦」に続く2番目の長寿祝いであり、現代では本格的なシニアライフのスタートラインとして、これまでの感謝とこれからの健康を願う大切なイベントとなっています。
本コラムでは、古希祝いの由来やマナーといった「知っておきたい基本」から、多くの方に選ばれている「人気のギフト10選」までを分かりやすく解説します。
- 古希祝いの基本知識
由来とテーマカラー
古希の由来は、中国の唐代の詩人・杜甫の『曲江(きょっこう)』という詩の一節にある「人生七十古来稀なり」(70歳まで生きる人は古くからめったにいない)という言葉にあります。
還暦のテーマカラーは赤ですが、古希祝いのテーマカラーは「紫」です。紫は古くから位の高い人だけが身につけることを許された高貴な色であり、敬意といたわりの心を表すのにふさ回しい色とされています。
お祝いをする時期
かつては「数え年」で祝うのが一般的でしたが、現代では満70歳の誕生日や、家族が集まりやすいお正月、お盆、ゴールデンウィーク、敬老の日などのタイミングでお祝いするケースが主流です。
予算の相場
贈る相手との関係性によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 親(父・母)へ: 10,000円〜30,000円
- 祖父母へ: 10,000円〜30,000円
- 親戚へ: 5,000円〜20,000円
- 上司・恩師・友人へ: 5,000円〜10,000円
- 古希祝いで避けるべき「NGギフト」
お祝いの気持ちを台無しにしないよう、以下のアイテムは避けるのがマナーです。 [1]
- 櫛(くし): 「苦」や「死」を連想させるため縁起が悪いとされます。
- 白いハンカチ: 亡くなった方の顔にかける布を連想させるためNG(色柄物はOK)。
- 刃物類: 「縁を切る」という意味に繋がります。
- 靴・靴下・下着: 「踏みつける」「下に見る」という意味があり、目上の方への贈り物には不向きです。
- 老眼鏡・杖: 「年寄り扱いされた」と感じさせてしまう場合があるため、本人のリクエストがない限りは避けましょう。
- 古希祝いに人気のギフト10選
現代の70歳はまだまだ若々しくアクティブな方が多いため、実用性と特別感を兼ね備えたアイテムが喜ばれます。
- 紫色のファッション小物:
- カシミヤのストールやマフラー: テーマカラーの紫を取り入れた上質な衣服は、日常的にも使いやすく上品な印象を与えます。
- 名入れ・オーダーメイド食器:
- 名前入りの湯呑みやマグカップ: 有田焼などの伝統工芸品に名前やメッセージを刻んだ一品は、使うたびに喜びが蘇ります。
- 花のギフト:
- 紫ベースのプリザーブドフラワー: 水やりが不要で数年間美しさを保てるため、記念品として長くお部屋に飾ってもらえます。
- 特別な思い出を贈る体験:
- 温泉旅行・ペア宿泊券: 贅沢な時間を過ごしてもらえる旅行ギフトは、モノより思い出を重視したい方に不動の人気です。
- 家族での食事会: ホテルや料亭の個室を予約し、家族全員で集まる時間そのものが何よりのプレゼントになります。
- メモリアルグッズ:
- お誕生日新聞: 本人が生まれた日の新聞を添えたアルバムや記念品。当時の思い出話で大いに盛り上がります。
- 家族の似顔絵額: プロの作家が描いた温かみのある似顔絵に、感謝の言葉(ネームインポエムなど)を添えて贈るインテリアです。
- 健康・リラックスグッズ:
- コードレスマッサージャー: 肩や腰のコリをほぐす軽量のケア家電。いつまでも元気でいてほしいという願いが伝わります。
- 贅沢なグルメ・お酒:
- 鳥取和牛などブランド肉・オリジナルラベルのワイン・日本酒: 紫色のボトルや、名前・感謝のメッセージを入れた特別なお酒は、お祝いの席を華やかに彩ります。
老舗の上質な和菓子・洋菓子: 普段自分では買わないような高級ブランドのスイーツセットは、好みを外さない王道の選択肢です。


