日本で一番豚肉消費量が多い都道府県はどこか調べてみた

はじめに

「日本人が一番よく食べているお肉は何だろう?」

牛肉、鶏肉、そして豚肉。どれも普段の食卓に欠かせない存在ですが、今回はその中でも身近な存在である豚肉に注目してみました。

全国の中で、いったいどの地域が一番豚肉を食べているのでしょうか?

調べてみると、意外な県がトップに登場しました。

 

 

日本一、豚肉を食べているのは「新潟県」!

総務省の「家計調査」をもとにした2024年のデータでは、

都道府県庁所在市の2人以上世帯における年間豚肉購入数量は、新潟市が27,509g(約27.5kg)で全国1位となっています。

つまり、単純計算すると1世帯あたり年間で約27.5kgの豚肉を購入していることになります。

なお、このランキングは厳密には「県全体の消費量」ではなく、都道府県庁所在市を対象とした家計調査のランキングです。そのため、ここでは「新潟県=新潟市のデータを代表値として紹介」しています。

豚肉消費量ランキングTOP10

2024年の年間購入数量を見てみると、上位には北海道や福島県、長野県などもランクインしています。

順位 都道府県 年間購入数量
🥇 1位 新潟県 27,509g
🥈 2位 北海道 24,971g
🥉 3位 福島県 24,398g
4位 長野県 24,333g
5位 静岡県 23,765g
6位 神奈川県 23,566g
7位 岐阜県 23,319g
8位 山形県 23,259g
9位 千葉県 23,163g
10位 富山県 23,000g

全国平均は約22,000gで、1位の新潟県は全国平均を大きく上回っています。

 

なぜ新潟では豚肉がよく食べられている?

では、なぜ新潟で豚肉の消費量が多いのでしょうか。

一つの理由として考えられるのが、新潟の食文化との相性です。

新潟県では、豚肉を使った料理が家庭の食卓に登場しやすく、豚汁や生姜焼き、炒め物など、日常的に食べられるメニューも豊富です。

特に豚肉は、

・焼く

・炒める

・煮る

・揚げる

・鍋にする

など、調理方法が多いのが魅力。

「今日は何を作ろう?」というときにも使いやすい食材です。

 

豚肉は「普段使いしやすい肉」

豚肉が人気なのは、料理のバリエーションだけではありません。

牛肉と比べると比較的手に取りやすい価格帯の商品も多く、鶏肉と同じように毎日の料理に使いやすい肉という特徴があります。

例えば、

豚こま肉

野菜炒め、丼、焼きそばなどに大活躍。

豚バラ肉

焼肉、鍋、炒め物など幅広く使えます。

豚ロース

生姜焼きやトンカツなど、ちょっと食べ応えのある料理にぴったり。

このように部位によって楽しみ方が変わるのも豚肉の面白いところです。

 

実は「豚肉の生産県」と「消費県」は違う?

ここで少し面白いポイントがあります。

「豚肉をたくさん食べる県」と「豚をたくさん飼育している県」は、必ずしも同じではありません。

農林水産省の畜産統計では、都道府県別の豚の飼養戸数や飼養頭数が公表されています。つまり、生産地と消費地を分けて考える必要があるのです。

「豚がたくさん育てられている地域だから、豚肉もたくさん食べられている」とは限らないところが、食文化ランキングの面白いところです。

 

牛肉・鶏肉と比べてみるのも面白い!

肉の消費量を調べていくと、地域によって好まれる肉に違いがあることが分かります。

牛肉をよく食べる地域、豚肉をよく食べる地域、鶏肉をよく食べる地域……。

同じ日本でも、地域によって食卓の「肉事情」は意外と違います。

今回のランキングを見ると、豚肉では新潟県がトップ。

では、「日本で一番鶏肉を食べている県は?」

そして、「牛肉ではどこが1位?」

こうして比べてみると、それぞれの地域の食文化がもっと見えてきそうです。

まとめ

今回調べてみた結果、2024年の家計調査をもとにした豚肉購入数量では、新潟県(新潟市)が全国1位でした。

年間購入数量は27,509g、約27.5kg。

全国平均の約22kgと比べても、かなり多い数字です。

豚肉は、生姜焼きやトンカツ、豚汁、炒め物など、家庭料理で活躍する万能食材。

「今日は豚肉にしよう」と思う日が多いのも納得です。

次にスーパーで豚肉を買うときは、いつもより少しだけ地域ごとの食文化を意識してみると、普段の食事がちょっと面白くなるかもしれません。

あなたの住んでいる地域では、どんな肉が一番人気でしょうか?