【ギフト関係】ギフトマナーの基本・ 知っておきたい相場・マナーをシーン別に解説

大切な人へ感謝や祝いの気持ちを伝える「ギフト」。しかし、日本の贈り物には古くから続くしきたりやマナーがあり、「相場はいくら?」「のし(熨斗)はどうすればいい?」と迷ってしまうことも少なくありません。

本記事では、大人の嗜みとして知っておきたいギフトマナーの基本と、シーン別の予算相場・マナーを分かりやすく解説します。

  1. ギフトマナーの基本(のし・水引・贈るタイミング)

贈り物をする際、まず押さえておきたいのが「のし(熨斗)」と「水引(みずひき)」の基本です。

  • 水引の種類と使い分け
    • 紅白結びきり(5本・10本):一度きりであってほしいお祝い(結婚祝い、快気祝いなど)に使用します。特に結婚祝いは、より丁寧な「10本」を選びます。
    • 紅白蝶結び(花結び):何度も繰り返してほしいお祝い(出産祝い、新築祝い、長寿祝い、お中元・お歳暮など)に使用します。
  • のし(熨斗)の表書き
    • 水引の上部(表書き)には「御結婚御祝」「御出産御祝」などの名目を書き、下部には「贈り主(自分)の氏名」を書きましょう。
  • 贈るタイミング
    • 基本的には、お祝い事の「当日よりも前(1週間前〜前日まで)」、または「報告を受けてから1ヶ月以内」が目安です。タイミングを逃した場合は、表書きを「御祝」から「御見舞」や季節の挨拶に変えるなどの配慮が必要です。
  1. 【シーン別】知っておきたい相場とマナー

① 結婚祝い

人生の大きな節目である結婚祝い。披露宴に出席する場合は「ご祝儀」、出席しない場合や別途お祝いを贈る場合は「結婚祝いの品・現金」を用意します。

  • 予算相場
    • 友人・同僚:30,000円(披露宴出席)/ 10,000円(欠席・贈り物のみ)
    • 兄弟・親族:30,000円〜100,000円
  • マナーの注意点
    • 水引は必ず「紅白結びきり」を選びます。
    • 包む金額や品物の個数は、「割れる(別れる)」を連想させる偶数や、「死」「苦」に通じる「4」「9」の数字を避けましょう(※ただし、2万円はペア、8万円は末広がりとして最近は容認される傾向もあります)。

② 出産祝い

新しい命の誕生を祝う出産祝いは、贈るタイミングが最も重要です。

  • 予算相場
    • 友人・同僚:3,000円〜5,000円
    • 兄弟・親族:10,000円〜30,000円
  • マナーの注意点
    • 水引は、何度あっても嬉しいことなので「紅白蝶結び」を使用します。
    • 贈る時期は、生後1週間〜1ヶ月の間(お宮参りの前まで)が一般的です。必ず「母子ともに健康であること」を確認してから手配しましょう。出産前のフライング贈答はマナー違反です。

③ 新築祝い・引越し祝い

マイホームの購入や転居をお祝いするギフトです。

  • 予算相場
    • 友人・同僚:5,000円〜10,000円
    • 兄弟・親族:10,000円〜50,000円
  • マナーの注意点
    • 水引は「紅白蝶結び」を使用します。
    • 「火事」を連想させるものは厳禁です。ライター、灰皿、キャンドル、赤い色のアイテムなどは避けましょう。また、壁に穴を開ける必要がある時計や絵画も、事前に本人の希望を聞かない限りは避けた方が無難です。

④ ビジネス・季節の挨拶(お中元・お歳暮)

日頃の感謝を伝えるお中元・お歳暮は、毎年継続して贈るのが基本のマナーです。

  • 予算相場
    • 一般的な相場:3,000円〜5,000円(特にお世話になった方には10,000円程度)
  • マナーの注意点
    • 水引は「紅白蝶結び」を使用します。
    • お中元は「7月初旬〜中旬(地域によっては8月中旬まで)」、お歳暮は「11月下旬〜12月20日頃」までに届くよう手配します。一度贈ると基本的には毎年贈るものなので、無理のない予算設定が大切です。
  1. ギフトで避けるべき「忌み言葉」と「NGアイテム」

良かれと思って選んだプレゼントが、実はマナー違反になってしまうことも。以下のアイテムは特別なリクエストがない限り避けましょう。

  • 緑茶(日本茶):お葬式や法事の香典返しに使われることが多いため、慶事の贈り物には不向きとされています。
  • 刃物(包丁・ハサミ):「縁を切る」を連想させるため、お祝い事には避けます(※本人が料理好きで欲しがっている場合を除く)。
  • 靴・靴下・スリッパ:目上の人に贈る場合、「踏みつける」という意味になってしまうためNGです。
  • ハンカチ:漢字で「手巾(てきれ)」と書くため、「手切れ(別れ)」を連想させます。特に白いハンカチは亡くなった方の顔にかける布を連想させるため避けましょう。

まとめ

ギフトマナーの根底にあるのは、「相手を思いやる気持ち」です。地域や家族間の慣習によってルールが異なる場合もありますが、基本の相場やタブーさえ押さえておけば、自信を持って素敵な贈り物が選べます。

鳥取和牛などブランド肉は高級グルメとして贈り物にお勧めです。

マナーを守った美しいギフトで、大切な人との絆をさらに深めてみませんか?