初心者でも失敗しない冷しゃぶの手順

はじめに

 

暑い日や、さっぱりしたものが食べたい日にぴったりの「冷しゃぶ」。

豚肉をゆでて冷やすだけなので簡単そうですが、実際に作ってみると、

「お肉が固くなった……」

「パサパサしておいしくない……」

「なんだか水っぽい……」

なんて失敗をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

でも大丈夫です。

冷しゃぶは、いくつかのポイントを押さえるだけで、初心者でもやわらかく仕上げることができます。

今回は、失敗しにくい冷しゃぶの基本の手順を、順番にわかりやすく紹介します。

 

まずは材料を準備

基本の材料はこちらです。

・豚肉(しゃぶしゃぶ用)……200〜300g

・レタスやキャベツなどの野菜

・きゅうり

・トマト

・お好みのたれ

豚肉は、薄切りのしゃぶしゃぶ用がおすすめです。

ロースならさっぱりと、バラ肉ならやわらかくジューシーな冷しゃぶになります。

脂が気になる場合はロース、食べごたえを重視するならバラ肉を選ぶなど、その日の気分で選んでみましょう。

 

手順① お湯をグラグラ沸騰させすぎない

まず鍋にたっぷりのお湯を沸かします。

ここで初心者がやりがちなのが、グラグラに沸騰した状態で肉をゆで続けることです。

強い沸騰状態では、お肉に急激に熱が入りすぎてしまい、固くなりやすくなります。

お湯が沸いたら火を少し弱めて、表面がふつふつする程度にしましょう。

ポイントは、

「グラグラ」ではなく「ふつふつ」

です。

このひと手間だけでも、仕上がりがかなり変わります。

手順② お肉を一気に入れない

次に豚肉をお湯に入れていきます。

このとき、200gや300gのお肉を一度に全部入れるのはおすすめできません。

お肉を一気に入れると、

・お湯の温度が急に下がる

・肉同士がくっつく

・火の通りにムラが出る

といった原因になります。

1枚ずつ、または数枚ずつゆでるのが失敗しにくい方法です。

お肉を広げるようにお湯に入れると、均等に火が通りやすくなります。

 

手順③ 色が変わったら、すぐに取り出す

豚肉は長くゆですぎないことが大切です。

薄切り肉なら、全体の色が変わって火が通ったらOK。

「心配だからもう少しゆでよう」

と思って鍋に入れたままにすると、どんどん水分が抜けて固くなってしまいます。

冷しゃぶのお肉をやわらかく仕上げるコツは、

必要以上に加熱しないこと。

これがかなり重要です。

手順④ 冷やし方にもひと工夫

ゆでたお肉は、冷やしていきます。

ここで氷水に長時間つける方法もありますが、冷やしすぎると肉の脂が固まり、食感が変わってしまうこともあります。

おすすめは、

お肉を冷水でさっと冷やす → しっかり水気を切る

という方法です。

ザルにあげて余分な水分を落としたら、キッチンペーパーなどで軽く水気を取ります。

水分が残りすぎると、せっかくのたれが薄まり、水っぽい仕上がりになってしまいます。

 

手順⑤ 野菜と一緒に盛り付ける

お肉が冷めたら、野菜と一緒にお皿へ盛り付けます。

おすすめは、

・千切りキャベツ

・レタス

・きゅうり

・トマト

・玉ねぎスライス

・大根おろし

など。

冷しゃぶはお肉だけでもおいしいですが、野菜をたっぷり合わせることで、さっぱりと食べやすくなります。

暑くて食欲がない日でも、お肉と野菜を一緒に食べられるのが冷しゃぶのいいところです。

 

初心者でも失敗しない冷しゃぶのポイント

最後に、今回のポイントをまとめます。

① お湯を沸騰させすぎない

グラグラではなく、ふつふつした状態でゆでる。

② お肉を一度に入れすぎない

1枚ずつ、または少量ずつゆでる。

③ ゆですぎない

色が変わって火が通ったら、すぐに取り出す。

④ 冷やしたら水気をしっかり切る

水っぽさを防いで、たれの味も楽しみやすくなります。

 

まとめ|冷しゃぶは「ゆですぎない」が一番大切

冷しゃぶ作りは難しそうに見えて、ポイントは意外とシンプルです。

特に大切なのは、

「強火でグラグラゆで続けないこと」

「火を通しすぎないこと」

この2つ。

豚肉は加熱しすぎると固くなりやすいため、ちょうどいいタイミングで鍋から取り出すことが、やわらかい冷しゃぶへの近道です。

料理初心者の人でも、手順をひとつずつ守れば大丈夫。

今日はいつもの冷しゃぶを、少しだけ丁寧に作ってみませんか?

きっと、「冷しゃぶってこんなにやわらかくできるんだ」と感じられるはずです。