神坂屋を運営する株式会社新藤とは? | 波乱万丈な社史を振り返ってみた。
Contents
はじめに
「鳥取和牛専門店 神坂屋」の通販サイトを立ち上げるにあたり、
あらためて私たちの歩みを振り返ってみました。
110余年の歴史。
一言では語りきれないほどの出来事が積み重なっています。
そしてその中には、思わず「そんなことが?」と、つい誰かに話したくなるようなエピソードも。
今回はその軌跡を、年表というかたちで少しだけご紹介します。
1915年創業。110余年の挑戦の歴史
■1915年(大正4年)

・現在の鳥取県倉吉市住吉町にて初代社長 新藤長一「神坂屋」の屋号で創業
はじまりは魚屋でした。
■1918年(大正7年)

・三朝温泉に移り温泉街の旅館様をお客様に商売を始める
1916年に世界屈指のラジウム含有量を有する温泉と認定された「三朝温泉」。
その温泉街の中心地に店をかまえました。
■1922年(大正11年)
・魚屋から八百屋に転身
初代社長 新藤長一には子供がおらず、のちに二代目社長となる新藤恒子(当時7歳)を養女に迎えます。
養女を迎える際の条件が「魚屋は臭いのでダメ。」だったので八百屋に転身することになりました。
初代社長 新藤長一が汽車を乗り継ぎ、大阪中央市場から野菜を仕入れて販売しました。そして100年以上経った現在も、取引が続いています。
■1952年(昭和27年)
・法人化し「新藤食品有限会社」設立 二代目社長 新藤恒子 就任
このころアサヒビールの特約店となる

■1955年(昭和30年)
・のちに三代目社長となる新藤富基を養子として迎え、二代目社長 新藤恒子の娘 三恵と婚姻
■1959年(昭和34年)
・三代目社長 新藤富基 就任
■1960年(昭和35年)

・本社を三朝町山田に移転
三朝温泉の温泉街の中心地から、三朝温街の入口付近へお引越し。
地域産品、精肉、酒類販売と事業拡大、小売り事業にも力を入れはじめました。
鳥取県議会議員をした父を持つ三代目社長 新藤富基でしたが、とても商売上手でした。
■1976年(昭和51年)
・現在の本社社屋を建設し移転。
現在の「株式会社新藤」の社屋を建設し、お引越し。
それまでの社屋は小売り専門店となり、本社と小売店をかまえます。
このころサントリービールの特約店となる。
二代目社長 新藤恒子の生家、倉吉小林薬局酒類部を吸収し、
小林薬局酒類部の持っていたサントリービールも特約となりました。
■1992年(平成4年)
・有限会社から株式会社新藤へ組織変更
株式会社新藤のマスコットキャラクター、レモンのロゴが生まれました。

お客様や従業員を笑顔にするという想いを込めて、
笑顔でウインクする表情をしています。
■1997年(平成9年)
・三代目社長 新藤富基が黄綬褒章を受章
三代目社長 新藤富基が地域酒類事業に貢献したとし、
当時の平成天皇陛下より黄綬褒章を賜りました。(中小企業団体中央会推薦)
■2005年(平成17年)
・酒類販売を全国に展開
全国各地の酒販店様に酒類の販売をはじめました。
■2006年(平成18年)11月
・小売店舗で火災

小売店舗「食彩館」で火災発生。
バックヤードの機械機器の密集した個所から出火し、天井から店内に燃え移りました。
耐火壁により近隣への延焼は免れましたが、店内は密室状態で
かなりの高温と煙・ガスにより甚大な被害となりました。
閉店後であったこと、隣人の通報と消防の素早い消火活動で、
1時間程度で消し止められ、幸いけが人も出ずに済みました。

それからは大忙しです。まずは火災現場の片づけから。
まさか自分たちの職場で家事が起こるなんて。心身ともに疲弊しながらも、
地域のお客様や関係者の支えに励まされ、再建への一歩を踏み出しました。
■2007年(19年)7月
・小売店舗を建てかえ営業再開。
店舗を建て替え、それまでのスーパーマーケット形式からコンビニエンスストア形式に
業態転換し、火災から半年後、なんとか営業を再開することができました。
火災の経験を教訓に、機械機器の整理整頓や安全管理を徹底する体制を整えました。
■2011年(平成23年)
・三朝温泉を舞台にした映画「恋谷橋」公開

当時、四代目社長 新藤祐一は経営者として会社を率いる一方で、
NPOみささ温泉の理事長としても活動していました。
温泉街が徐々に疲弊していく中、「ここまで育てていただいた地域の観光業を、
なんとか盛り立てたい」という強い思いから、
大河ドラマやNHK連続テレビ小説の誘致に奔走し、
映画ロケ地の応募という道にたどり着きました。
主幹事団体となったNPOみささ温泉と、地域の皆様が力を合わせた大きな挑戦が
身を結び、地域に新たな光をもたらしました。
■2015年(平成27年)
・通販事業に正式参入
ヤフーショッピング、楽天市場、アマゾンなどのECモールへ出店を開始しました。
主な取り扱い商品はお酒です。
オリジナル商品「名探偵コナン 魅惑の鳥取牛カレー」を発売

四代目社長 新藤祐一が社長となった頃から施策を重ね、約15年の情熱とこだわりが結実し、ようやく完成しました。
若い頃に取引先様の厨房で耳にした美味しいカレーの作り方。
何度も試作してたどり着いた隠し味。
鳥取県は名探偵コナンのゆかりの地。
小学館様との出会い。
さまざまな要素と奇跡が重なり合って完成した、渾身のオリジナル商品です。
そんな「名探偵コナン 魅惑の鳥取牛カレー」は、鳥取県内の数々の土産店・関東のアンテナショップでも販売しております。

名探偵コナン 魅惑の鳥取牛カレー商品ページはこちら▷
オリジナル商品「濃縮三朝温泉水」を発売

人とのご縁で譲り受けた三朝温泉の源泉から、温泉水を濃縮して詰めた入浴剤の製造を試みました。
信州大学で研究・開発された製法を、設備として開発・製造している静岡の企業様に協力いただき、敷地内に自然濃縮施設を導入し、実験を始めました。
完成商品を源泉のすぐ傍にある自社小売店舗で実験的に販売を始め、リピートと好反響があり本格的な製造販売を開始しました。

三朝温泉の良さを自宅でも感じていただける「濃縮三朝温泉水」。
使っていただいたお客様からの反響が良く、濃縮三朝温泉水の専門通販サイトも立ち上げました。
濃縮三朝温泉水について詳しくはこちら▷
濃縮三朝温泉水掲載実績
「anan」 No,2131/2018年12月19号
「CREA」 VOL.348/2018年12月号
「ランドネ」No.140/ 2025年8月号「温泉土産ガイド」企画

専門サイトを見られたananの担当者から是非見本をとお声がけいただき、
送ったところ、「これぞ本物」という評価を受け、「ananからだに良いもの認定」と
掲載されました。
■2022年(令和4年)
・四代目社長 新藤祐一が黄綬褒章を受章

四代目社長 新藤祐一が酒類業並びに税務団体活動に貢献したとし、令和天皇陛下より黄綬褒章を賜りました。(広島国税局推薦)
■2023年(令和5年)
オリジナル商品であるきくらげ「三朝喜くらげ」を発売


三朝温泉源泉の地熱と湿度を利用して栽培したオリジナル用品であるきくらげ「三朝喜くらげ」を発売。
鳥取県内で菌耕の椎茸や茸の研究が進む中、きくらげを温泉栽培してみませんかと紹介をいただき、挑戦を開始しました。
そして三朝温泉の源泉を使って、完成したのが温泉の地熱で育てた国産菌種のきくらげ、「三朝喜くらげ」。


生まれたばかりのこの商品をより特色の在るものへ。かつ生産販売をより効率的にと現在も研究を続けています。
■2026年(令和8年)
「鳥取和牛専門店 神坂屋」を立ち上げる

・原点「神坂屋」の屋号で鳥取和牛専門店の通販サイトを立ち上げる
通販事業を始めて10年。これまでの主な取り扱い品目はお酒でした。
そして新たな挑戦として、鳥取和牛専門店の通販サイトを立ち上げました。
鳥取和牛専門店 神坂屋についてはこちら▷

私たちは60年以上にわたり、三朝温泉街の旅館様を中心に、鳥取県中部のホテル・飲食店様へ鳥取和牛をはじめとする精肉を届けてきました。
今度はその味を、全国のお客様へ—。
長年培った信頼と品質を、オンラインを通じてお届けします。


