すき焼きの“最後”をどうするかで満足度変わる話
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はじめに
すき焼きを食べるとき、最初のお肉にはこだわっても、「最後をどうするか」まで考えている人は意外と少ないのではないでしょうか。
肉を食べて、野菜を食べて、うどんを入れて……。
気づけば鍋の中身がほとんどなくなって、「ごちそうさま」となる。
以前の自分も、すき焼きの最後についてはあまり考えていませんでした。
でも、何度か家ですき焼きを作っているうちに、最後の食べ方によって満足感がかなり変わることに気づきました。
今回は、すき焼きの「最後」をどうするかについて、いろいろ試してみた話です。
すき焼きの最後といえば「うどん」

まず思い浮かぶのが、すき焼きうどんです。
具材をある程度食べ終わったところで、残った割り下にうどんを投入。
肉や野菜の旨味が溶け込んだ汁を、うどんがしっかり吸ってくれます。
これがかなりおいしい。
最初からうどんを入れるのとは違って、鍋の中にいろいろな具材の旨味が残っているので、最後ならではの味になります。
特に、少し濃くなった割り下とうどんの組み合わせは、すき焼きの締めとして非常に相性がいい。
「肉を食べた後だから、もうそんなに食べられない」と思っていても、なぜかうどんは入ってしまいます。
ただし、うどんを入れすぎると一気にお腹いっぱいになるので、最後まで肉を楽しみたいなら量には注意したいところです。
ご飯を入れてみたら意外と満足度が高かった

もう一つ試してみたかったのが、ご飯です。
すき焼きと白ご飯は相性抜群なので、最後にご飯を合わせるのも当然おいしい。
鍋に残った具材や割り下をご飯に乗せて食べるだけでも、十分満足できます。
むしろ、個人的には「最後だからこそご飯」という食べ方もかなりアリだと思いました。
特に、少し濃いめになった割り下をご飯が受け止めてくれるので、最後の一口まで無駄なく楽しめます。
肉をたくさん食べた後なら、ご飯の量を少なめにするだけでもちょうどいい。
「締めだから何か特別な料理にしないといけない」と考えず、白ご飯でシンプルに終えるのもいい方法だと思います。
卵を最後まで残しておくのもアリ

すき焼きといえば、生卵。
肉を卵につけて食べる人が多いと思いますが、実は卵を少し残しておくと最後にも使えます。
すき焼きを食べ終わる頃には、卵にも肉や割り下の風味が加わっています。
そこに最後の具材をつけて食べる。
これだけでも、最初とは少し違った濃厚な味わいになります。
ただ、卵を長時間常温に置いておくのは避けたいので、食べる環境や衛生面には注意が必要です。
「何も足さない」という選択肢
いろいろ試してみて、意外に良かったのが「そのまま終わる」ことでした。
うどんも入れない。
ご飯も追加しない。
鍋に残った肉や野菜を最後まで食べて、そのまま終了。
これだけです。
すき焼きは具材そのものをしっかり楽しめる料理なので、無理に締めを用意しなくても十分満足できます。
特に、いいお肉を使ったときは、最後にうどんやご飯を大量に入れてしまうより、「最後の一枚のお肉をゆっくり食べる」ほうが満足感が高いこともあります。
お腹いっぱいになることと、満足することは、必ずしも同じではないのだと感じました。
最後に何を食べたいかで、すき焼きの作り方も変わる

ここで面白いのが、「最後に何を食べたいか」を最初から考えておくと、すき焼き全体の楽しみ方も変わることです。
例えば、最後にうどんを食べたいなら、割り下を少し残しておく。
ご飯で締めたいなら、具材を少し残しておく。
最後に肉を楽しみたいなら、最初から全部食べ切らず、最後用に少し取っておく。
こうして考えてみると、すき焼きは「鍋に材料を入れて食べる料理」だけではなく、最後までどう楽しむかを考えられる料理でもあります。
一番大事なのは「最後に何を食べたいか」
すき焼きの最後に正解があるわけではありません。
うどんが好きならうどん。
ご飯が好きならご飯。
肉が好きなら最後まで肉。
お腹いっぱいなら、そこで終わり。
これでいいと思います。
個人的には、以前は「せっかくすき焼きを作ったんだから、最後まで何か食べなければもったいない」と考えていました。
でも、最後の一口を無理して食べるより、「もう十分おいしかった」と思えるところで終えるほうが、結果的に満足度は高い。
すき焼きは、最初の一口だけでなく、最後の一口まで楽しめる料理。
だからこそ、次にすき焼きをするときは、具材を買う段階で「最後は何にしよう?」と考えてみるのも面白いかもしれません。
最後の食べ方を少し変えるだけで、いつものすき焼きがまた違った楽しみ方になります。

